株式会社ジオネクスト(以下「ジオネクスト」)は、新たに株式会社遺伝子治療研究所を設立し連結子会社化することを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

新会社設立の趣旨

ジオネクストは、平成25年11月8日付の「新たな事業(再生医療事業及び再生可能エネルギー事業)の開始に関するお知らせ」及び平成26年2月28日付の「平成26年12月期~平成28年12月期中期経営計画」において公表しておりますとおり、ジオネクストは収益性の改善及び今後の事業拡大を目的として、新たな事業分野である再生医療等先端医療関連事業を含めたヘルスケア事業への参入を決定し、先端医療関連事業及び一般ヘルスケア事業の2分野において事業開始の準備を進めてまいりました。
この度、先端医療関連の事業化の目途が立ち、早期に事業体制を整える必要性から、本事業を営む子会社となる株式会社遺伝子治療研究所を2名の医師と共同で設立することを決定いたしました。
共同出資者の1名は、遺伝子治療の基礎及び臨床研究分野の第一人者である自治医科大学特命教授・村松慎一氏であり、もう1名は画像診断のエキスパートで同分野の医療機器や診断薬の開発を手がけている宇都宮セントラルクリニック代表・佐藤俊彦氏であります。今回の両医師との協働は、ジオネクスト代表取締役社長浅井が佐藤氏と既知の間柄であり、同氏より村松氏の紹介を受け、ジオネクストが両医師の進める遺伝子治療の研究内容に賛同し当該子会社の設立に至ったものであり、両医師には当該子会社の取締役に就任いただき、研究・治療・遺伝子導入製剤の生産にわたり技術的な側面を担当していただきます。

株式会社遺伝子治療研究所は、日本国内における本格的な遺伝子治療時代の幕開けをリードするために、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経疾患等に対する遺伝子治療技術の安全な導入ならびに速やかな実用化を目指します。具体的には、遺伝子治療に用いる遺伝子導入製剤の薬事承認取得を目的とした前臨床研究及び臨床研究を実施する他、臨床応用や研究受託等を進めてまいります。また今後、遺伝子治療センターの設立及び遺伝子導入製剤の生産施設の設置を検討してまいります。現在、国内外の複数の大学等研究機関との共同研究実施に向け協議を行っておりますが、今後はこの動きを加速させ、本事業の推進に積極的に取り組んでまいります。なお、新会社の本社は先端医療技術の研究開発を円滑に進めるために、両医師が常駐する栃木県宇都宮市に置くことといたしました。

共同出資者 2名の医師のコメント

村松医師:「長年、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経疾患に対する遺伝子治療法を開発してきました。パーキンソン病では国内初の遺伝子治療による臨床研究も実施しています。脳と脊髄の広い範囲に治療用遺伝子を運ぶ方法(ベクター)の開発に成功しており、今後、このベクターを応用して、これまで治療が難しかった様々な病気の遺伝子治療を実施します」
佐藤医師:「分子イメージングに10年以上関わってきた経験を新設会社で生かしていきたいと考えています。具体的なターゲットは、①パーキンソン病の早期診断や遺伝子治療の効果判定に不可欠なFMT‐PETによる検査方法の確立、②アルツハイマー病に関してアミロイドベータPET薬剤の合成、③DKIイメージングなどを駆使したALSの早期診断と遺伝子治療への導入です」

設立する子会社の概要

名 称 株式会社遺伝子治療研究所
所在地 栃木県宇都宮市鶴田二丁目17番20号
代表者 代表取締役社長 浅井克仁(ジオネクスト代表取締役社長)
事業内容
  • 医療機関の経営及び運営に関する業務
  • 医療分野における研究・開発及び臨床応用、研究受託
  • 先端医療技術の研究・開発及び細胞加工等の細胞医療支援事業
  • バイオテクノロジー研究開発及び同支援業務
  • 特許ライセンス取得・管理・売買及び技術指導の仲介事業
資本金 30,000千円
設立年月日 平成26年5月16日(予定)
決算期 12月31日
株 主 ジオネクスト : 63.3%
佐藤俊彦 : 33.3%
村松慎一 : 3.3%

関連情報